【隠れた】ライブアライブ【名作】
- 2013/08/26
- 04:47

私が"テレビゲーム"と呼べるものの中で最もプレイした、やりこんだのがこのライブアライブ
発売当日に買い、ワクワクしながら箱を開けた・・・わけではなく、友人がクリアしたからと言って貸出してくれたのをプレイしたのが出会い
当時スーパーファミコンはまさに全盛期。今では7.000円のゲームを高いと言ってしまうんですが、当時のゲームは安くて9.000円、高いものだと12.000円以上。それでも売れるソフトは100万200万と売れる時代でしたが、このライブアライブの売上本数は27万本程度だったそうです
主人公が冒険し、敵を倒してレベルを上げ、仲間を増やして次に進む。"王道"と言われるRPGもこの当時全盛期。ライブアライブはそんな王道から離れた作品になっています

オムニバス方式と呼ばれる選択式のシナリオが8つあり、自分の好きなシナリオを、好きな順番で選ぶことが出来るというシステムを採用しています。シナリオに関しても8つとも全く時代が違い、近くは現代編から遠くは原始編まで幅広い世界を映していきます
ドラクエ4でもオムニバス方式を採用していましたが、キャラが違うという点以外は、目的やクリアする方法は同じでした。ライブアライブでは、各編の目的に違いがあり、各編の主人公キャラ達が明確に差別化されていました
現代編ではストリートファイターをモチーフにし、相手キャラの選択と戦闘のみが行われます
SF編だと逆に最後以外は戦闘(ミニゲーム除く)が全く起こらず、次々と人の生死が奪われていく中で物語を進められ
原始編の場合、一切台詞をしゃべりません。そのかわりにキャラの身振り手振りと効果音で伝えられます
進み方や目的が違いから、進む度にワクワクしました。RPGをプレイしていて初めてレベルとかどうでもいいから早く進めたい!次が見たい!と胸を躍らせていた記憶は未だに忘れられません
それと同時にSF編や、7つのシナリオクリア後にプレイできる中世編に愕然とさせられたという記憶もはっきりあります
ワクワクした瞬間や驚いた瞬間を、これだけ記憶に残せるゲームは後にも先にもライブアライブのみでした
私も当時は幼かったもので、勧善懲悪じゃないものを理解できず
「敵なのに、でもオルステッドは騙されてて・・・あれ?」
みたいなことをずっと考えていましたw(細かいシナリオは書かないので検索して調べてみてください)
更なる・・というか一番好きなのが音楽でした
私の中の評価点としてそれだけに留まらず、何周も進めシナリオに飽きがきた時、更に何周も私をやりこませたのはやり込み要素も豊富でした
「コーラのビン」「大激怒岩バン割り」「0人斬り(100人斬り)」など、挙げだしたらキリがありません
LIVE A LIVEの音楽集 すばらしきゲーム音楽の世界
下村陽子さんが作り出したライブアライブの音楽は、各シナリオに雰囲気を出し色を付けました。通常の戦闘曲もシナリオに合わせて8種類あり、時代を写し時代の違いをはっきりと思い起こさせるできになっています
中でもメガロマニアは曲への入り方、盛り上がり方など私個人の中では"ゲーム音楽といえば"このメガロマニアであると自信を持って言えます
当時のひっそりとした売れ具合も、なんだか愛着を出させる一因にさせてくれます
・・・だってクロノトリガーとかFF6とかみんなやったでしょ?w私もやりましたから。そんな中でも記憶に残ってくれたライブアライブの一番は動きません
自分の中で最も色褪せないゲーム。それが私の中でのライブアライブです
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